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旭化成株価の暴落が止まらない、建築基準法違反で今後倒産の可能性 [ニュース]

横浜市都筑区のマンション傾斜問題で偽造が発覚した旭化成。
問題となった杭打ち工事を請け負った旭化成建材と旭化成が
20日に東京都内で会見を開きました。

旭化成の浅野敏雄社長らは浩二の不備などを認め
「深く深くおわびを申し上げます。居住者の皆さま、大変申し訳ありませんでした」
と謝罪しました。

旭化成と言えば日本でも有数の建築業者ですが、
今回の偽造問題によっての損害は計り知れないものとなりそうです。


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杭の偽造は電流計の改ざんで38本と公表されていましたが、
16日の住民説明会で浅野社長は新たに流量計の改ざんが45本見つかったと公表。

重複する杭があるため計70本の杭のデータ改ざんが行われていたことになり、
ますます旭化成の信用問題が悪化することに。

今後、旭化成は約10年間に杭打ち作業を実施した約3000棟について、
データの改ざんや異常がないか調査する方針。

旭化成は問題のあった、これから問題が見つかったマンションについて
建て替え等の保障を行う方針です。

しかし横浜市の杭改ざんがあった4棟を建て替えるだけでも3年半ほどかかる計算。
住民の生活はどうなってしまうのでしょうか。

マンションと言えば、居住者にとってなくてはならないものです。
生活を送るには居住地が必要ですので、生活の柱と言っていいでしょう。

地震大国日本だからこそというわけではないですが、マンションの多くの住人の
生活を脅かす今回の事件はあってはならないことです。

まして、故意的な改ざんだというではありませんか。
技術大国日本にあるまじき行為です、日本の面汚しとでも言いましょうか。

世界からも日本製品の品質の良さは周知の事実でした。
しかし過去形になってしまいました。

旭化成の改ざん問題は日本にとって大きな打撃となるでしょうね。

今回の横浜市のマンションをはじめ、第3者機関を使い建築基準法違反がないかも
調査していくことになります。


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旭化成の株価が暴落ストップ安近辺まで倒産の危機?



今後焦点となる、建築基準法違反の有無ですが、
もし違反があった場合の罰金はどれくらいかといいますと。

違反内容
構造上耐久に関わる基準(小規模建築物に係るものを除く。)
など重大な実体規定違反の設計等。

罰金
法人相手では罰金1億円

※学校、病院、共同住宅等の特殊建築物等に係るものに限る。

最悪の場合業務停止命令の可能性もありますが
そこまではならないでしょう。
しかし最高1億円の罰金が科せられることになります。

これだけの不祥事を起こしてしまった旭化成。
名前を出しますが、杭改ざんが発覚したパークシティ・ララ横浜の4棟の
建て替え費用はだいたい200億円程度のようです。

旭化成の年間売上高は1兆円、年間利益は1000億円。

自己資本金は1兆円に上ります。

建築基準法の罰金1億円と4棟建て替えの200億円を足しても
201億円です。

これだけでは旭化成にとってはそよ風みたいなものです。

しかし、旭化成は上場企業です。
ご存じのとおり旭化成は株式会社なわけです。

となると信用を失った旭化成の株価はどうなってしまうかなど猿でも分ります。

旭化成【3407】の問題発覚前の株価は1000円前後を推移していました。

しかし、問題発覚後株価は暴落。

株価は700円を下回る勢いです。※600円台に突入しました

震災のように外的要因ではなく内的要因での下落ですので、
信用を取り戻さない限り1000円台までの回復は当分ないでしょうね。

今後の旭化成の対応次第でどこまで株価が下落するのでしょうか。
旭化成ほどの大企業で黒字続きなこともあり、倒産までの深刻な状態にはならないと思いますが、
まだまだ注目の不祥事です。


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